お薬を飲ませる事は、医療行為にあたり、本来、保護者が行うものです。保育中に保護者に代わって保育士が与薬には、与薬依頼票が必要となります。
保育園は、乳幼児が長時間生活する場です。感染症の集団での流行をできるだけ防ぐことはもちろん、子どもたちが1日快適に生活できる事が大切です。乳幼児がよく罹る感染症については、かかりつけの医師の診断に従い、完治後登園する際は、登園届けの提出にご協力いただいています。(園内での感染拡大を防ぐ為に、厚生労働省「保育所における感染症ガイドライン」に従っています。)なお、保育園での集団生活に適応できる状態に回復してからの登園となるようご配慮ください。
病名 | 感染しやすい時期 | 登園のめやす |
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インフルエンザ | 症状がある時期 (発症後3日程度までが感染力が強い) | 症状が始まった日から7日後、又は、解熱して3日を経過後 |
ウイルス性胃腸炎 (ロタ・ノロ・アデノウイルス) | 症状のある間と症状消失後一週間 (数週間ウイルスを排出しているので要注意) | 嘔吐・下痢等の症状が治まり、普段の食事が摂れる事 |
プール熱 (咽頭結膜炎) | 発熱、充血等症状が出現した数日間 | 主な症状が消え2日経過後 |
ヘルパンギーナ | 急性期の数日間 (便の中に1ヶ月くらいウイルスを排出しているので要注意) | 発熱や口腔内の水泡・潰瘍等の影響がなく、普通の食事が摂れる事 |
流行性角結膜炎 | 充血・目やに等症状が出現した数日間 | 感染力が非常に強い為、結膜炎の症状が消失してから |
流行性耳下腺炎 (おたふく風邪) | 発症後3日前から耳下腺腫脹後4日 | 耳下の腫脹が消失してから |
水痘 (水ぼうそう) | 発しん出現1~2日前から痂皮化形成まで | すべての発しんが痂皮化していること |
手足口病 | 手足や口腔内に水泡・潰瘍が発症した数日間 | 発熱や口腔内の水泡・潰瘍等の影響がなく、普通の食事が摂れる事 |
風疹 | 発しん出現前7日から後7日間程 | 発しんが消失してから |
RSウイルス感染症 | 呼吸器症状のある間 | 呼吸器症状が消失し、全身状態が良いこと |
他、感染症紅斑・溶連菌・腸管出血性大腸菌 等々
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